野中とか佐藤利幸に共通するのって、そこそこな違和感よね。作画が上手いことはもう言うまでもないんだけれど、特にタイミングに違和感がある。佐藤利幸のこのすばアクア様の芝居が代表的で、彼らはよく誇張する、タイミングも含めてデフォルメする。情感たっぷりで演技をさせる。OMGみたいな感じじゃん、あのアクア様。それが人間くさくてよい。野中だったら、さいきん見直しているけれど、やはり未確認で進行形、彼のベストワークと僕は思っている。特に真白関係。真白がTVのUMAに怯えて逃げるところ、紅緒から逃げて玄関ダッシュするところ。ここだよなあ。

「現実よりも少し誇張して描くこと」で、アニメーションの中で少し他とは違って見える。躍動感がある。で、この躍動感は昔からある。躍動感だったり、気持ちいい動きというのは、実は開発され尽くしてして、それがディズニーやトムとジェリーみたいな、あの感じに行き着くと思う。

慣性と連動で、野中作画は個人的には解決する。頭が動けば髪の毛も動くし、躓くといろいろな部位が連動して動く。しゃべるときに、顎や肩がしぜんと動く。少し誇張したその動きが、彼に個性をもたらす。

…といった内容を2年前に書いたけど消しちゃった。もう少ししたら、アズールレーンもアニメになるし、早めに書きたいな。そもそも、もうちょっとすると野中作画って目立たないものになるんだろうね。彼は写実に傾倒しているから、おそらく今までぼくが抱いていた違和感は少なくなるんじゃないのかな。