中立さを出す、きちんと表現するのは容易いことではないように思う。で、フェミの揚げ足どり問題にしても、正確無比に述べたところで、相手はどうせ話する気ないしなーとか考え始めたら適当にならざるを得ない。良くないね。

大多数のフェミニストは方向を違えている。女性の地位・権利を、男性と同じものにしなければいけない。向上させなければいけないが、それは男性を攻撃する理由にならない。また、駅のキャラクターや、言葉尻を捕まえて、揚げ足どりみたく、女性差別を叫ぶ。フェミニズムはいつのまにか、女性の地位・権利を向上させることより、単純に批判しやすい、表面的な性差問題を見つけて、リンチしているだけのように思う。それがグリッドガールであり、レースクイーンである。

けっきょく、それで世界は少しでも良くなりましたか?と問えば、ノーだろう。グリッドガールを仕事にしていた人の仕事をフェミニスト団体は保証するのか?彼女たちが誇りをもってやっていたのに、本人達の意見を聞き入れず、潰してしまうことはただの自己満足ではないのか。世界をより平等にするために、スタートしたフェミニズムは、いつからか、現実問題に対処することを辞めて、くだらないことば遊びに終始している。

言葉尻を捕まえて余計に世界を息苦しくしている。ので、意味はない。セクハラはダメ、男女で雇用の差があるのはダメ、といった主要な問題をきちんと推し進めていくべきではないか。結果が出るまでには相当の時間がかかる。だからこそ、短絡的な承認を得るために、男性や同性を叩いたり、仕事を奪ってしまったりしているように映るのだ。難しい、不必要なカタカナ語を使い、知性のようなものをアピールしているが、それは他人へと伝える気がない。本当にフェミニズム議論を他人に伝える気がある、キャンペーンとして広げる気があるのならば、誰にでも分かりやすく説明するはすだ。よって、こんな難しい言葉を知っている自分、に自己陶酔している。本当に良くない。また違う記事で書くが、ここまでこじれてしまうと、いったん論点の整理をした方がよい。本当に推し進めるべきことはなにか?そのためにすべきことは、本当に言葉あそびなのか?常に問い続けるべきである。