「誤字がある」「この年数は違う」「ここは少し違う」、本質や本題とは逸れたところを指摘し、いわゆる揚げ足を取る人たちによって、問題というのは複雑化している。日本でネット議論が広まらないのは、語るべきことを絞らないからであるが、こちらも一因だろう。直近のネット問題のたいていは、そういった取るに足らないことを大げさに盛り立てている。もっとヤバイことなんていくらでもあるのに。

そういった「整合性患者」は、悲しいかな、問題解決にはひとつも役に立たない。誰かの言葉を借り、どこかの誰かに突っ込むだけである。ぼくはネット議論というものが、もっと流行るべきであり、それがもっとも実現されている場所は、5ちゃんねるの嫌儲であると思っている。