「ガンツ」と「いぬやしき」を読み直して思ったが、作者の人は、「死んだ後の世界」について興味があるから書いてるのかもしれない。で、宇宙に比べたら、こんなのはちっぽけだ、と言いつつも、あたりまえとしてある命のはかなさみたいな矛盾をテーマにしてる。だから、残酷に人が簡単に死ぬのを描きながらも、女の子を救いたい、救えてよかったみたいな感じになってる。

んで、「宝石の国」も、大雑把にいえば、「死者」と思うんだよ。死者というか、彼らはほぼ不死身。ガンツもいぬやしきも、彼らは永遠に生き続けるわけではないし、機械と宝石にもいずれ尽きるときはくる。だけど、僕らのそれとはまったく違う感じがする。そこから、さいきん流行っている、ヒットしてる漫画は、死後の世界というのが、一つのテーマになってて、そこから着想を得ているのかもしれない。誰しも、死後は分からないから怖い。だから、宗教だのなんだのあったけど、それが胡散臭くて時代にそぐわないものになった。

ぼくは、「寄生獣」が大好きで、何度も読み直す。そんで、寄生獣の主人公のシンイチも、まあまあ不死身じゃん。でも、いぬやしきや宝石のキャラほど、強くはなくて脆い。強くなったのは、ミギーを少し取り入れてからだし。だから、半分こしてるのが、僕らと身近なものにしてるのかな、説得力があるのかなとおもった。フォスが三半っていう硬さなのは、僕らと同じだからなんだよ。弱いから。


宗教の代用品だとは思わないけど、近いところがあるような気がしなくもない。自分でも思うくらいあ、なんか変な文章書いたな。