僕は2009年に麻生政権が衆院選で完敗し、自民党が1996年ぶりに下野したことが、「まとめブログの意図的な流行」の一つのきっかけとなっていると思うんだよね。これはまったくの陰謀論だから、笑われても仕方ないんだけど。大手まとめブログの、ハムスター速報、やられやく速報(現・やらおん)、はちま起稿、痛いニュース速報、このへんは、だいたいどれも2008~2010年に開設してる。この時点で、官僚の賢い人は、今のような、人々がスマートフォンを持って、インターネットをお手軽に閲覧できる時代が来ると分かっていた。テレビが信用を失うことを見据えていた。僕でもなんか便利だな、ぐらいには感じていたんだから、先見できて当然だろう。んで、これを利用する手はないと思ったんじゃないのかな。彼らを使って、社会情報と株価を操作しようと試みた。一般人は、2ちゃんねるに対しては、怖いイメージがあっても、まとめブログにはほとんどない。

そして、これが万一失敗しても、デメリットはまったくない。まとめブログ管理人は、お金のためにやっている連中がほとんどなんだから、多額の金銭が振り込まれたりでもしたら、それを信用する。で、それを信用したら、記事の内容も変わってくる。結論から言うと、大手まとめブログは、アフィリエイト収入なんてのは、彼らにとって大したものではなく、もっと多額の金銭か、何かの保証をもらっているのではないか。だから、これだけ逆風が吹いている中でも、更新を続けている。企業のような感じでやっていると思うけれど、その実態が掴めないんだよな。一つのネット関連会社に偽装してやっても、バレたとき相当にヤバそうじゃない。だから、わざわざ企業になるメリットってほとんどない。