さて、打率、得点ともに最下位に沈んでおり、防御率1、2位の菅野田口とマシソン池田を中心とするリリーバー陣をもって何とか3位に留まっている状況である。テコ入れするならば、まず、センターラインの確保、打撃の底上げだが、これは一長一短にはいかない。2013年日本シリーズにおいて、楽天に負けて橋上(現西武一軍野手総合コーチ)解任から、貧打は進んでしまった。

まず、原前監督は、めっぽう見逃し三振が嫌いで表情にも出た。それで、打撃方針は、スモールベースボールという感じに、まあ言ってしまえば、単打で繋いでいく野球を目指した。1打席で結果がでなければ、すぐに交代させられる、このような状況は若手ベテラン問わずに萎縮させた。つまり、三振以外であれば、ある程度は評価されるという思想が根底にあり、バットを強く振れない。大田泰示が新天地で、開花しているのを見れば、それは一目瞭然だろう。

まず、坂本亀井など、2007-2010の振れる選手を作ったのは、篠塚である。これは間違いない。不振時の小笠原、ラミレスを指導しV3を牽引した。2011以降は阿部慎之助の活躍により、優勝できたようなものだ。篠塚の打撃理論はシンプルだが、橋上理論と似ている。両者に共通するのは、「打てる玉を打つ」ということだ。篠塚は「来た玉を打つ」に代表されるように、フォームの固定とバットの振りを重視した。橋上は、「目線を上げる」と言い、見逃し三振をチーム方針として許した。このおかげで、打撃は安定した。

問題はこの後だった。村田真一が、あろうことか、バッティングコーチになり、理論もへったくれもないもので、混乱してしまった。長野久義や村田修一(一時期の坂本勇人)の不振は、彼や原に起因するだろう。今すぐにでも解任していただきたい、愚痴はこの辺にする。


さて、今すぐにできる、巨人打線への対処法は、クルーズの昇格と、捕手の併用である。クルーズは二軍でホームラン8本打率3割と好調であり、不安定なカミネロを落とし、昇格させてセカンドの攻撃増加を図る。育成できるポジションは、センターくらいだろう。陽岱鋼が復帰したならば、その枠もなくなり、レフトで毎日のように交代するようになる。

センター育成は、間違いなく、橋本到である。これは我慢をして使うべき。彼は、昨年度、貢献度指標のwarで巨人2位の選手である。重信なんて間違ってもスタメンで使ってはいけない。長打あり守備範囲良い外野どこでも、これは我慢して使うべきだ。レフトは、本来ならばギャレットが入るはずだが、外国人選手枠の関係で上がってこれない。そもそも、今は怪我をしているが。

また、小林は捕手として結果を残せていない。守備面だけは普通のレベルになったが、盗塁阻止率はトップ3に入っておらず、打撃はリーグ最下位である。競争させてもいいが、対抗馬は宇佐見河野鬼屋敷と心もとない。現実的には、実松との併用が好ましいと思われる。とうぜん、宇佐見もしくは鬼屋敷を使ってもいいのだけれど、使うとすれば、今期は捨てる覚悟が必要だ。

打順なんてあってないようなものだが一応提示
1長野 CF→陽岱鋼
2橋本 RF
3坂本 SS
4阿部 1B
5マギー 3B
6クルーズ 2B
7石川 RF
8実松、小林、鬼屋敷 C

こうだろうな、最低限

クルーズ昇格できれなければ、マギーセカンド、サード村田くらいの無謀なこともしなければならないだろう。それぐらい、切羽詰まっている。