よく考えてみると、まあ、子供の頃から、受け身も受け身で、自分から積極的に意見を言ったかと思うとあまりなかったと思う。

友達と遊ぶにしても、「今日は山までチャリで行ってその後は流れでええわな」という空気感で、毎度毎度、思いつきを重ねながら、まあぼんやりと遊んでいたし、何か明確な目的をもって遊ぶことは少なかった。例えば、「今日はボーリングとカラオケいこうよ」という強制参加の流れは、まあぶっちゃけクソ嫌だったし。ふだん、決まりきった授業や講義を受けているのに、なんで、それと同じような事を休みの日にするのか、理解ができないから距離を置いていた。誘われて行ったことは何度もあるけど、だいたい楽しくなかった。休日をごろごろと友達の家で、だっらだらして、思いつきで、「そういえば、あいつきたら買い物すんべ」「時限爆弾みたいに、ハナビを蚊取り線香で打ち上げたら楽しいんじゃねwwwやっべwww今から買い行こう」みたいなノリで過ごしてた。

だから、こうしようだのああしようだの、というクソみたいな段取り決まっている事をするのは、普段と変わらない日常であって面白くない、みたいな理屈がある。で、積極的になにか言えるのは、ぶっちゃけ、自分と馬が合う人だけなんよ。これは俺が狭量な人間だから悪いんだろうけど、すごく正直に言うとそう。