野球は140試合近くある、それならば、とうぜん、「負け試合」も考慮に入れる必要があり、「いい負け方」をしないと、勝てる試合まで落としてしまう。昨晩、4月11日の対広島一回戦は、まさしく、そういう試合、悪い方の典型例だった。

勝ちパターンをオープン戦、キャンプで決めることができず、ずるずると7回を森福に託した。ピンチの場面で使う救援投手を用意していなかったがために、8回以降の事を考えて、マシソンを使いたくないために、新人選手2人に無理矢理、押し付けた。その結果、6回には6点という、ビックイニングを広島に作らせてしまった。

救援投手(リリーバー)は、ここ5年は、波があったにせよ、山口鉄、マシソン、西村健太朗、沢村拓一らが担い、安定した結果を残した。斎藤雅樹は、ある程度、形をつくっていたのだ。当時は、電話番などと揶揄されたが、今になって分かる。斎藤雅樹の投手コーチ、というか、投手起用は、川口尾花とは比べものにならないくらい、安定していた。2015年に、巨人は原監督が退任した後、新しいカラーを出すために、当時のヘッド川相を三軍監督、投手コーチ斎藤雅樹を二軍監督に据えた。そこから、2年連続のV逸。山口鉄とマシソンらに、おんぶにだっこだった、ブルペン陣は世代交代が急がれた。

戦力がないわけではない。高木勇や宮國、戸根など、十分に任せられる、というか、任せないといけない投手は沢山いる。山口鉄という100年に一度の奇跡を、まだ信じていたいのだろう。未だに、奇跡にすがっている。田原は肘を痛めているのだろうか、だから昨シーズン、あれほど連投させるなと言ったのに。1人の選手に依存することは、まさしく、山口鉄に依存したことと同じく、リスキーである。これ以上の、依存は流石に、長期的な苦しみとなる。